仕事でもプライベートでも、PCは使いやすい物を使いたいものです。Thunderbolt/USB4に対応しているPCでは、ほとんど全てのUSB Type-C（USB-C）外部機器を使うことができ、快適なデジタルライフを送ることができます。
本記事では、Thunderbolt/USB4ポート搭載の2-in-1 PCのおすすめ製品を紹介していきます。
本記事は筆者個人の見解を共有するものであり、製品の仕様等について正確・最新の情報を提供するものではございません。製品の仕様等についてはメーカー等による情報を確認いただきますようお願いいたします。
本記事は、記事公開/更新時点の情報に基づいています。
なぜ、Thunderbolt/USB4ポート搭載の2-in-1 PCなのか
仕事でもプライベートでも、PCは使いやすい物を使いたいものです。
本記事では、Thunderbolt/USB4ポート搭載の2-in-1 PCに注目して、おすすめ製品を紹介していきます。
なぜ、2-in-1 PCなのか
2-in-1 PCとは、タブレットモードとノートPCモードを切り替えて使うことのできるPCです。
使用シーンによってタブレットモードとノートPCモードを使い分けることで、タブレットとノートPCの良さの両方を体感できます。
なぜ、Thunderbolt/USB4ポートなのか
近年、USB Type-C（USB-C）の普及に伴って、様々なUSB-C外部機器がリリースされています。
USB-Cのコネクタ形状で使われるUSB規格には様々なものがあります。USB-C外部機器が正常に動作するには、PCのUSB-Cポートの規格が、USB-C外部機器の規格と同等または上位の規格である必要があります。
USB-Cの最上位規格であるThunderbolt/USB4に対応しているPCでは、ほとんど全てのUSB-C外部機器を使うことができ、快適なデジタルライフを送ることができます。
たとえば、下記記事のようなUSB-C/Thunderboltハブを接続することで、PCの機能を拡張することができます。
また、モニターや外部GPUに接続することもできます。
Thunderbolt/USB4ポート搭載2-in-1 PCのおすすめ製品
【コンバーチブルタイプおすすめ1】ASUS ProArt PX13
ASUSのクリエイター向けPCのシリーズのProArtシリーズのコンバーチブルタイプ2-in-1 PCです。
- USB4ポートを2個搭載。
- AMD Ryzen AIシリーズのCPUとNVIDIA RTX 40シリーズのGPUを搭載し、2-in-1 PCとしては非常に高いCPU性能・GPU性能を有する。
- メモリを32 BG搭載。
–
【コンバーチブルタイプおすすめ2】MSI Summit E13 AI Evo
MSI製のコンバーチブルタイプ2-in-1 PCです。
- Thunderbolt 4ポートを2個搭載。
- Intel Core UltraシリーズのCPUを搭載し、2-in-1 PCとしては高いCPU性能・GPU性能を有する。
- メモリを32 BG搭載。
–
【セパレートタイプおすすめ】Microsoft Surface Pro 9
Microsoft Surfaceシリーズのセパレートタイプ2-in-1 PCです。
- Thunderbolt 4ポートを2個搭載。
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【特殊コンバーチブルタイプおすすめ】Microsoft Surface Laptop Studio 2
Microsoft Surfaceシリーズの特殊なコンバーチブルタイプ2-in-1 PCです。画面を手前に倒してペン入力ができる独自の「ステージモード」を搭載しています。
- USB4ポートを2個搭載。
- Intel Core i7 13世代とNVIDIA RTX 2000 Ada搭載で高い処理・グラフィック性能を有する。
- メモリを32 GB搭載。
- 独自の「ステージモード」でイラスト描画やペン入力作業に最適。
- 重量が1.98 kgとやや重め（持ち運びよりも据え置き利用向け）。
Thunderbolt/USB4ポート搭載2-in-1 PCの主要製品の比較
Thunderbolt/USB4ポート搭載2-in-1 PCの主要製品を比較して、下表にまとめました。
| Amazonリンク | 2-in-1 タイプ | Thunderbolt/USB4ポート | CPU | CPU性能（PassMark） | GPU | GPU性能（3DMark Time Spy Graphics） | メモリ | ストレージ | サイズ | 重量 | Windows OSバージョン | MS Officeプリインストール |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| #コンバーチブルおすすめ1 ASUS ProArt PX13 |
コンバーチブル | 2 x USB4 | AMD Ryzen AI 9 HX 370 | 35497 | NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPU | 12106 | 32 GB | 1 TB SSD | 13.3インチ | 1.38 kg | Windows 11 Home | – |
| #コンバーチブルおすすめ2 MSI Summit E13 AI Evo |
コンバーチブル | 2 x Thunderbolt 4 | Intel Core Ultra 5 125H | 22184 | Intel Arc Graphics | 3180 | 32 GB | 1 TB SSD | 13.3インチ | 1.39 kg | Windows 11 Home | – |
| #セパレートおすすめ Microsoft Surface Pro 9 |
セパレート | 2 x Thunderbolt 4 | Intel Core i7-1265U | 12531 | Intel Graphics | 1548 | 16 GB | 512 GB SSD | 13インチ | 0.879 kg | Windows 11 Home | ○ |
| #特殊コンバーチブルおすすめ Microsoft Surface Laptop Studio 2 |
コンバーチブル | 2 x USB4 | Intel Core i7-13700H | 25260 | NVIDIA RTX 2000 Ada Generation Laptop GPU | 9124 | 32 GB | 1 TB SSD | 14.4インチ | 1.98 kg | Windows 11 Home | ○ |
| HP OmniBook X Flip 14-fm |
コンバーチブル | 1 x Thunderbolt 4 | Intel Core Ultra 7 258V | 18572 | Intel Arc Graphics 140V | 4400 | 32 GB | 1 TB SSD | 14インチ | 1.39 kg | Windows 11 Home | ○（一部カスタムのみ） |
| HP OmniBook X Flip 14-fk |
コンバーチブル | 1 x USB4 | AMD Ryzen AI 7 350 | 25359 | AMD Radeon 860M | 2632 | 32 GB | 1 TB SSD | 14インチ | 1.41 kg | Windows 11 Home | ○（一部カスタムのみ） |
| HP Envy x360 14-fc |
コンバーチブル | 1 x Thunderbolt 4 | Intel Core Ultra 7 155U | 16761 | Intel Graphics | 1724 | 32 GB | 1 TB SSD | 14インチ | 1.39 kg | Windows 11 Home | ○（一部カスタムのみ） |
| ASUS ProArt PZ13 |
セパレート | 2 x USB4 | Snapdragon X Plus X1P-42-100 | 22000 | Qualcomm Adreno | 1520 | 16 GB | 1 TB SSD | 13.3インチ | 0.85 kg | Windows 11 Home | – |
| Microsoft Surface Pro (Snapdragon) |
セパレート | 2 x Thunderbolt 4 | Snapdragon X Plus | 22000 | Qualcomm Adreno | 1520 | 16 GB | 512 GB SSD | 13インチ | 0.895 kg | Windows 11 Home | ○ |
同一製品名で複数のカスタムがある場合、CPU・CPU性能・GPU・GPU性能・メモリ容量・ストレージ容量は、最高/最大のものを記載しています。
セパレートタイプの場合の重量は、基本的には本体のみ（キーボードを含まない）の重量を記載しています。
CPU性能・GPU性能のベンチマークスコアは、ベンチマークデータベース、レビューサイト等を参考としてまとめたものです。その正確性を保証するものではございません。参考値としてご理解いただきますようお願いいたします。
Thunderbolt/USB4ポート搭載の2-in-1 PCの選び方
2-in-1タイプについて
2-in-1 PCには2つのタイプがあります。
- セパレート（デタッチャブル）タイプ: ディスプレイ部分とキーボード部分を分離できる機構の2-in-1 PC。ディスプレイ部分とキーボード部分を接続した状態ではノートPCとして、分離した状態ではタブレットとして使える。
- コンバーチブル（フリップ）タイプ: ディスプレイ部分をキーボードの裏側まで折り返せる機構の2-in-1 PC。ディスプレイ部分を手前に折った状態ではノートPCとして、奥に折り返した状態ではタブレットとして使える。
セパレートタイプとコンバーチブルタイプのどちらを選ぶのが良いかは、好みによるところが大きいです。違いを理解して、使いやすい物を選ぶのが望ましいです。
Thunderbolt/USB4ポートの数について
2個以上のThunderbolt/USB4ポートがあると便利です。
CPU性能・GPU性能・メモリ容量について
PCの性能の大部分は、CPU性能・GPU性能・メモリ容量によって決まります。
CPU性能・GPU性能を見極める上では、必要に応じてベンチマークスコア（PassMark、3DMark等）を参考にすると良いです。
メモリ容量は、快適に作業を行うには、少なくとも16 GB確保するのが望ましいです。16 GBでは不足を感じる場合は、32 GB確保すると良いです。
Microsoft Officeのプリインストールについて
Microsoft Office（MS Office）がプリインストールされているPCは、購入直後からMS Officeを使うことができて便利ですが、MS Officeのライセンス費用分高額になります。
MS Officeを使う予定があり、MS Officeのライセンスを持っていない場合には、MS Officeが付いている物を選ぶと良いです。
一方で、MS Officeを使う予定がない場合や、MS Officeのライセンスを既に持っている場合は、MS Officeが付いていない物を選ぶと良いです。
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